はてしない虚無のはざまに有をみる

日曜日です。


珍しく早起き(12時の意)しました。

早起きしたものの、なんとなく虚無な感じがありました(生の悲しさ)。

とりあえず定型業務をやったものの、これといって主体的に何かをする気持ちではありませんでした。


なんとなく音楽を聞いてみるかという気持ちになり FF PIANO COLLECTIONS を聞くなどしました。そういえばこれのFF9の「魂なき村 ブラン・バル」がジムノペディに似ていると言われたことがありました(あと楽譜の演奏者コメントにも同じようなことが書いてある)。たしかに似ているなという感じがあります。ついでにいうとジムノペディは月の光(ドビュッシー)に似ている感じ。話を戻すと魂以下略(すごい略)はジムノペディに虚無度を上乗せしたような感じで、今の私の気持ちに寄り添うような曲でとてもよかった。なお同じFF9の曲だと平時は「隠者の書庫ダゲレオ」が好きです。曲もいいしタイトルもいい。


そんなこんなで時間は過ぎ、気持ちも回復してきたのでキラ☆プリを視聴しました。基本的にゆるふわ路線の本作ですが、今回はマカロン(ショコラもだけど)のお当番回ということで、普段とは趣が異なる印象の回でした。というより完全な百合(Absolute Lilly)でした。よさがすごい。


その後は論文を読みました。なぜ論文を読んだのか?それは今週から社の論文読み会で扱う論文が新しいものに変わるからです。読み会では一本の論文を何回かにわけて読んでいきます。ゆえに最初に一通り読んだらしばらく前準備は不要なのですが、読む論文が変わるタイミングでは当然新しい論文に目を通す必要があるのです。(そしてなぜ唐突に疑問形の文が挿入されたのか?それは魔女の旅々4巻を読み始めた影響です)(cf. それは誰か。そう、私です。)

それはさておき、読み始めた論文が結構数式が本格的なもので「これは本気を出してかからねばなるまいな」という感じでした。具体的には以下の論文を読み(はじめ)ました(読み終わっていない)。正例と負例による通常の教師あり学習(PN)と、正例(もしくは負例)とラベルなし事例を使った学習(PU、NU)の比較をする、というものです。充分にデータが多ければ後者(PU、PN)のほうがよくなるといったようなことが書いてあるような雰囲気でした(まだちゃんと読んでいないのでふわっとしたことを書いてお茶を濁す)。PUはレコメンデーションなどでよくみる問題設定(「買った」という情報は得られるが、買っていない=興味がないとは限らない)なので面白そうな感じ。

Theoretical Comparisons of Positive-Unlabeled Learning against Positive-Negative Learning


そして先程も触れたように、魔女の旅々4巻を読み始めました。まだ前半ですが早速、本作の魅力的な世界観に心を奪われました。本作は3巻で一度打ち切りになったものが奇跡的に復活したわけですが、もし打ち切られたままであったらこの素晴らしい物語を楽しむ機会が失われていたのだなあ、と思うと本作のありがたみが256倍増しに感じられます。


以上です。本日は虚無の時間が多くあまり行動を起こしていなかったのですが(論文も2Pしか見ていないし旅々も50Pくらいしか読んでいない)、結果的にそのわずかな時間で経験した物事は私にとってはとても印象深く、結果的に日記が有になりました。

無とは。有とは。まだまだ世の中には謎が多いのです。しかし、はっきりとわかっていることがひとつあります。それは明日から5労がはじまるということです。

それではみなさま、よき労を(よき労とは?)。