システムの範囲で見せる物語

日曜日です。


明日は有給です。

2週連続で5労をすると世界が滅びることは、この日記の読者であれば当然知っていることでしょう。


ピアノをやりました。最近はわかりが感じられる場面が多い。

この段階に来るのに何年かかったのかという感じではありますが。なんだかんだでハノンとブルグミュラーはよい。これらはソシャゲのデイリーミッションのようなものなので脳死で継続しておくと気がついたら大きなリターンがあるというわけです。


VS Codeの環境周りをいじっていました。

具体的にはビルドとテストのショートカットを設定しました。記事も書きました(自明直前記事参照)。

これでだいぶ快適になった。

とりあえずコマンドパレットなるものを呼び出していろいろ漁れば大抵のことはできるという理解が得られました。あと設定が全部JSONで書いてあるのがわかりやすい。

IDE的な操作のしやすさと、設定周りがJSONに集約されているという管理しやすさが両立しているのはいい感じっぽい。

そういうわけで今日の実践Rust本、Navarro本枠はVS Codeいじりで消費されてしまいました。

ツールができないと人権がない。そういう世界に生きているんだ、俺たちはな(????)。


横になってすっぽん本°渡を聴きました。

この番組はリスナーに自分の職業を紹介してもらうコーナーがあるのですが、研究者や技術者が多くて楽しい。

そして本渡さんもそういう話が好きらしい。本渡さんは自身の専門領域(演技)に強い思い入れがあるせいか、他人の専門領域にも興味があるらしい。そういうの、いいですね。

私は(社会としての)労は嫌いですが、(技術としての)労には興味があります(というか、それを私は労とは呼ばない)。

私も社会的な悪の少ない労に出会っていれば、ここまで労のアンチにならなくてもすんだのかもしれません。前職は社会的な悪の巣窟だったのでな。

私も本当は、身につけた専門技能で世の中に一定の存在を示したかったんだ・・・!

まあそういう意味では、番組のこのコーナーは楽しくもあり寂しくもあるといったところ。

そういえば、本渡さんと仲のよい千本木さんは早々に結婚してしまったし、わりと現実を見ている感じで本渡さんと対照的で面白いですね。

対照的だけど仲のいい二人組、いいですよね・・・(いい)。


「彼女、お借りします」16巻を読みました。

主人公がヒロインと比べて自身の凡庸さに悩む展開がありました。

しかし、はたして主人公氏はそんなに凡庸なのでしょうか。

なぜなら、彼は労をやることができる。なんならそれを楽しんでさえいる。

社会性の塊・・・!

この点で私よりはるかに優れた人材であるのは疑いない。

では、凡庸以下の私はどうやったら幸せになれるのだね?(急な語りかけ)


プリキュアを見ました(特に言うことはない)。


トラキア776をやりました。

昨日、14章「総攻撃」をクリアし、今日は14章外伝。

そういえば、14章の演出で個人的に好きなやつがあります。

それはクリア時のイベント。

帝国のベルクローゼン(子供狩りとかやっちゃうやべー集団)が迫っているという情報を得て、主人公たちは失意の撤退をする展開になります。

実はこのベルクローゼン、クリア直前に敵増援として無言で大量に出てきてるんですよね。ただ、出現位置的に普通は自軍とは交戦しない。

で、プレイヤーとしてはベルクローゼンとかいう(能力的にも)やべーやつらが迫っていて戦力的に逃げないとやばいのは知っている。

しかし、主人公側のトップはそれを知らないのでクリア時の会話イベントでそれを知るという展開になるわけです。

シナリオ部分での「逃げないとやばい」とゲーム部分での「逃げないとやばい」が良い具合にクロスするこの見せ方は上手いなあと感じるわけです。

普通だったら、ベルクローゼンが出てきた時点で会話イベントのひとつもありそうなものですが、そうではない。普通にただの増援ですよ〜という体でやべーやつらを出して、プレイヤーに「えっ、なにこいつらやべーじゃん」と思わせておいて実際は交戦前にクリアになる。

こういう、ゲームシステムの範囲で物語を見せてくれるところがトラキア776のよさの一つです。


そんなこんなで1日は終わる。

明日は労に備えて穏やかに過ごすことでしょう。

以上です。