リベサガをクリアしました

めちゃくちゃよかった。最高のリメイクですね。

ちなみに難易度はオリジナルです。


まず、3Dマップがいい。

街やダンジョンを探索してるだけで最高の気分になれますね。

マップの構造はオリジナル版から結構変わっていて、マップごとに特徴ある作りになっているのもいい。

ダンジョンは序盤は「なんか長くなってない?」と思ったのですが、どのダンジョンもボリュームに極端な差がなく、相対的にオリジナル版で無駄に長かった中盤以降のダンジョンとかがサクサク進めるようになっていて体感よかったです。


ストーリー面では、序盤がかなり手厚くなっていてよかった。

一方で、自由に皇帝を選べるようになってからは皇帝のセリフがほとんどないのは残念ポイントか。まあ、ボイスついてると1つセリフが増えるだけで全クラス分セリフが増えるので無理だったのかも。

各クラスの加入時のイベントまわりはキャラクターのアクションとかもあってかなりいい感じでした。いろんなクラスを使ってみようというモチベーションが上がります。

あと、最終皇帝になると、さすがに結構しゃべってくれました。それでもプレイヤーの分身としての立場のせいか序盤ほどは主張はしない感じだった。

そして、エンディングめっちゃよかったです。


システム面では多くのマスクデータが見られるようになっていて、とてもよかった。

ルールを探すタイプのゲームより、ルールが分かった上で戦略を考えるゲームのほうが好きなので。

これでいちいち攻略情報を調べなくて済みます。

それだけに一部の見えないデータが気になりますね。盾・ガーダーがどのタイプの攻撃に対して有効なのか、とか。


システム面でもうひとつよかったのは、合成術と施設が戦闘回数で完成するようになった点。

加えて、最終皇帝の代になると閃きも即座に道場に登録される点。

これのおかげで準備不足のまま最終皇帝になって詰むのがなくなりました。いいね。

まあ道場は最終皇帝と言わず常に即時登録されてほしかったですが。


戦闘面は、これも序盤は敵のHP多くね?と思ったのですが、最後まで同じくらいのテンポ感で敵を処することができたのでわりとサクサクでした。

ラスボスもHP高いというより、毎ターン全力で頭を使って戦う、という塩梅で結構すきな感じでした。油断してるとすぐ死ぬ。

気になったのは、でたらめ矢が必中になったせいで敵に使われるとやばすぎ、というのとボクオーンが謎に超強化されててやばかった、という2点ですね。特にボクオーンは耐久力ありすぎてBP残量ぎりぎりだった。ラスボス戦だって結構BP余ったのに。


最後に個人的な攻略メモ。これ便利だった、というやつを書いていきます。

1つ目。スタン系の技・術(なぎ払い、フェイントなど)。今作は七英雄以外はボスであってもスタン耐性をまず持っていないため、スタンを入れまくって動きを封じるのがかなり強いです。

2つ目。特効系の技・術(十文字斬り、大木断など)。種族特効(クリティカル)は防御無視なので、相手が強くても安定して高ダメージを出せます。獣と鳥に特効を出せる弓はかなり便利でした。連携ゲージも上がるのでよい。

3つ目。ガーダー。やはり完全回避できるガーダーは強い。盾とそんなに発動率がかわらないので断然ガーダーを使うのがいいです。

4つ目。残像剣、バラージシュート、ストーンシャワー、ギャラクシィ。やはり全体攻撃は強い。合成術は使い手を選ぶので、単独の系統で全体攻撃できるこれらは優秀です。

5つ目。ミサイルガード、炎の壁。味方全体に効果があり、特定の攻撃を完全防御できるこれらは地味に便利です。固定効果なので術のレベルに依存しないのもいい。ミサイルガードは序盤から使っていけるのが利点。炎の壁は後半で生きてきます。あと、炎の壁は終盤開発できるジルコンの斧(非常に強力な力が感じられ、使用者に全能感を与えるタイプの斧)を装備することで本人の術系統を無視して使えるのが強い。

6つ目。レストレーション。サガでは禁忌とされてきた(?)全体回復術。強すぎる。シャッタースタッフくんの立場は……。前述のジルコンの斧は天風属性のレストレーションと、火地属性の炎の壁を両立できる点でも強いですね。

7つ目。リヴァイヴァ、クイックタイム。サガではおなじみのやばいやつら。今回は使う機会がないかなと思いましたがラスボス戦ではきっちり使いました。レストレーションがあるからリヴァイヴァいらないかと思いきや、リヴァイヴァの手も借りたいほどの激戦もあるということですね。クイックタイムは使ったターンでも敵が動くのでハメはできなくなってそうですが、それでも炎の壁を安定して発動させられるという点で有能すぎますね。

以上です。書いてみて気づきましたが、どの術系統にも有能術あるのいいですね。