DQ3リメイク感想

クリアしました。

最初「バッチリ冒険(難易度中)」ではじめて、ナジミの塔クリア時点で「いばらの道だぜ(難易度高)」に切り替えそのままクリア。

予約特典の「しあわせのくつ」とタネは使ってます。

パーティは勇者、戦士、僧侶(→賢者)、魔法使いのオーソドックスなやつ。

まとめ

総合すると「よいポイントはたくさんあるものの、歪な部分も目立ち、全体としての完成度に欠ける」といったところかと思います。

よい点がたくさんあるのは以下に書いた通りなので「ここは自分にめっちゃ刺さった!」というのがあれば楽しめるはず。

よかった点

  • キャラメイクの自由度アップ
    • 仲間キャラを性別(ルックス)あたり4種類から選べる+髪色と声も選べる
    • 転職時も転職前のキャラメイク設定が引き継がれるので、デフォ外見の魔法使いは老賢者とかになっていい感じ
    • ゲーム中にルックス以外の設定は変更可
  • 新解釈された街・ダンジョンのMAP
    • ムオルの雪国感、エジンベアのめっちゃ凝ってる庭園などすきです
    • 歩き回っているだけで楽しい
  • 道具屋のラインナップ
    • 耐性装備や回復アイテムなどが充実しているため、パーティに足りない要素をカバーできる。編成の自由度に繋がる
    • これらのアイテムを駆使して強いボスを倒すの楽しかった
  • ルーラのファストトラベル化
    • これは本当に便利になった。最高
  • 大ボス前へのショートカット
    • 一部、大ボスクラスのいるダンジョンはボス前に飛べます。現代のゲームならこうあるべき。よい
  • ボスの強化
    • 一部のボスがめちゃ強い
    • レベル上げによるゴリ押しをしなくても、工夫で倒せるのも評価高い
  • 11 → 3 → 1 → 2の新解釈
    • 最後まで遊んで「なるほど!」ってなった。1&2も楽しみですね
  • ストーリーの強化
    • 「父の足跡を追う」という軸でストーリーが盛られているので、単純に話を楽しむという点でもよくなってる
    • 進行の自由度を損ねない形でのストーリー強化なのもポイント高い

わるかった点

  • ルックス概念
    • 性に対する配慮だと思われるが、せっかくステータス上はルックスBとなっているのにゲーム中で「お嬢さん」「お姉さん」などと呼ばれる
    • 単純にステータス画面のラベルを張り替えただけにすぎないのが残念
  • 女性装備強すぎる問題が残っている
    • SFC版からDQ3は女性専用の強装備がたくさん登場し、男性キャラを使うモチベーションがなかった
    • 本作ではルックスB専用装備として続投されてしまった
    • こういう特定の性別専用の装備を撤廃するのが本当の配慮ではないですか?
  • 一部の強い敵以外の敵が弱い
    • 強い敵と弱い敵の差が激しく、また設定上強い敵が必ずしも強いわけではない
    • 唐突に出てきた追加ボスは異様に強いが、魔王クラスの敵は弱いなど
    • 特に序盤がめちゃくちゃ簡単で、これを基準にして「簡単だな」って思って難易度を上げると中盤敵がめちゃ強くなって驚く
  • 主人公のキャラメイクができない
    • 仲間と違って、指定できるのは名前とルックスのみ。ルックスに対する外見は1種類固定でボイスも固定
    • これはもしかすると、後続の1&2がらみの何かかもしれないのですが、仲間キャラをいろいろいじれるだけに、肝心の主人公がこれなのはちょっと残念でした