前書き
FF2の重要な概念として「回避率・回数」「魔法干渉」があります。
近年はインターネッツの普及でこれらの概念は多くの人に知られるところとなっています。
回避率については概ね使いこなしていたのですが、魔法干渉についてはそうではありませんでした。
というわけで「魔法干渉を使いこなす」という目標を持ってFF2をプレイしました。
魔法干渉とは、装備品に設定されたパラメータで、これが高いと魔法の命中が下がります。
また、ピクセルリマスターでは威力にも悪影響があるらしいです(未検証)。
FF2の魔法は弱点を突いた場合は必中になるので、少なくとも命中率に関しては魔法干渉の影響を受けません。
また、体感では威力の低減も弱点を突いて使うぶんにはそんなに不便さは感じませんでした(威力は減ってそうだった)。
そして、ピクセルリマスターでは味方にかける補助魔法は必中なんじゃないかと感じられるくらい成功します。
結果、魔法干渉を意識していないと、「相手の妨害をするタイプの魔法が著しく成功しない」といった事象が観測されます。
そして、意識していても魔法の命中率を上げるのは容易ではないです。
というのも、FF2は知力・精神(それぞれ黒魔法・白魔法の命中率に影響)の伸びがよくないと感じます。
単に力が伸びやすいのは通常攻撃が無限に使えるのに対して、魔法はMPを使うので実行回数が少なく、そのせいな可能性はあります。
具体的な数値で言うと、中盤くらいで知力・精神が30あればいいほう、というくらい。
一方で魔法干渉は平気で200とかになるので、これを意識していないと知力・精神による命中率の補正はほぼないものとなります。
そういうわけで、弱点を突いた使い方なら問題なく使えるのと、知力・精神で魔法命中率に補正をかけるのが難しいのとで、妨害系魔法が活躍させられない状態となっていました。
以下で、これをなんとかするためにどのようなゲーム進行を行なったかをメモしておきます。
プレイ記
序盤(マインゴーシュ入手まで)
魔法担当のキャラは1人に絞りました。具体的にはマリアです。
FF2では盾の魔法干渉が70とかあります。一方で知力・精神はクリア前でも60とかです。
なので魔法担当キャラには盾を持たせない運用となるのですが、一方で盾がないと回避率が低くなり、回避ゲーであるFF2においてこれは看過できません。
そこで魔法担当キャラにはマインゴーシュという魔法干渉が5のナイフを装備させます。このナイフは盾並みの回避率を持つため、実質魔法干渉の低い盾として利用できます。
このマインゴーシュは通常1つしか入手できないため、魔法担当が必然的に1人となります。
そして、序盤はそもそもマインゴーシュが入手できないので、妨害系魔法の活用は視野に入れません(そもそも序盤はドロップ狙いや遠出をしない場合、ほとんどそういう魔法は入手できない)。
具体的には、フリオニールが剣or槍・盾、マリアがナイフ・盾、ガイが斧・杖・盾で運用しました。
序盤のうちにナイフのレベルを上げておき、マインゴーシュを入手したら魔法専属にシフトする作戦です。
また、マリアは黒魔法を中心に使っていきます。精神も上がるに越したことはないですが、とにかく知力は意識的に上げたい。
そして基本魔法セットとしてケアル・レイズ・ブリンク・アンチ・ファイア・ブリザド・サンダーを3人ともに覚えさせました。
ケアル・レイズは言わずもがな。回復はあればあるだけいい。
ブリンクはピクセルリマスターでは「確定で1回、回避回数が増える」ような性能に見えるため、重ねがけが前提。なので全員に持たせます。また失敗しないっぽいので魔法干渉を気にしなくていい。
アンチは敵に魔法を使わせないために持たせています。威力が低くても3人がかりなら結構相手の魔法を無力化できます。序盤はこちらの火力も低く、厄介な敵の魔法使いを動く前に仕留めるのが難しいため持たせています。中盤以降は使わないので忘れさせました。
基本三属性の魔法は弱点を突いて使うのが基本なので、魔法干渉が高くても問題なく運用できます。終盤まで活躍しました。
中盤(アスピル入手まで)
待望のマインゴーシュ入手後はマリアの魔法使い運用が始まります。ちょうど、妨害系黒魔法が入手できるのもこのあたりから。そして、この辺からお金も余り出すのでエーテルも富豪的に使っていくことができ、魔法を使える機会も増えます。
どうも魔法ごとに命中率が設定されているようで、耐性なしの相手に同じレベルの魔法を使っても成功率に結構差があるように感じました。体感なので正確ではないですが。
スリプル・ブラインあたりはかなり成功率が高く、単体掛けなら「知力20、魔法レベル4」とかでも結構成功しました。マリアは知力初期値が15なので20まで上げるのはわりと現実的です。一方でストップ・ブレイクなどは全然成功しませんでした(これ両方「変化」属性だけど、属性関係あるだろうか)。
前述の通り知力の成長があまりよくなく、後半ミシディアの塔に入るあたりでようやく知力30といった有様。なので、中盤はスリプルなどそもそも命中率が高い魔法を使っていくことになりました。それでも結構便利だった。
中盤における知力の伸びなさは本当に謎で、ずっと魔法を使っていたマリアと、適当に弱点を突ける時だけ魔法を使っていたフリオニール・ガイで知力差が5もない感じなんですよね。謎だ。
魔法干渉とは関係ないですが、フィン城地下の脳みそみたいな敵は「精神」属性が弱点なのでスリプルが必中しますね。そういう意味でもスリプルは持っておくと便利。
後半
ミシディアの洞窟でアスピルを入手することで、実質魔法の無限使用が可能に。
そして、その後のミシディアの塔で黒のローブを入手すると知力が+10されます。さらに、塔の最上階で+10される。
また、このあたりからなぜか知力が急激に成長し始めました。
結果、装備込みで知力が70くらいになりました。
これだけ知力が高いと、単体掛けブレイクがほぼ必中に。スリプル・ブラインも全体掛けでそこそこ当たるように。
というわけで、このへんでようやくマリアが魔法使いとして本領発揮してきたという感じです。
余裕が出てきたので、遊びでデス・スタンも使ってみました。
どちらもレベル3あたりで実用的な成功率だったのですが、これは普通に知力が高いせいかもしれない。
この2つ(と今回使わなかった他の魔法)は次回のプレイではもっと早い段階で使っていきたい。
そういえば「マリアにしか使いこなせない魔法」が結構出てきてしまったので、誰でも使える魔法は他のキャラに持たせるのがいいですね。
テレポ・デジョンは移動目的でしか使わなかったのでフリオニールに持たせていました。
バリアはそこそこ有用で使ってたのですが、マリアに持たせてしまったので「バリアも使いたいけどブレイクも使いたい」みたいな状況がちょいちょいありました。バリアに限らず味方側に使う補助魔法はピクセルリマスターでは「効果固定必中」っぽくなってるのが多いので、魔法担当じゃないキャラに持たせるのがよさそう。
総括
きちんと考えて使ったら妨害魔法便利。
知力が後半まで伸びないのはどうにもならないので、中盤は命中率が高い魔法を使い、後半で命中が低いが効果の大きい魔法にシフトするのがよさそう。
必中魔法(弱点を突いた場合の魔法、補助系魔法)はみんなに持たせると便利。