あとがきに秘めたお気持ち(とてもよい)

水曜日です。


昨晩そこそこ早寝したにも関わらず、異様な疲れを伴った起床(n回目)。

早寝ガチャ、爆死しすぎでは。


なんとか出社しわずかに開発労をした後、会議労、ペアプ労。

さらにRust会。


帰りの電車では大いなる眠りを読み終えました。キャラクターに強烈な個性のある作品でした。ミステリ要素は添えるだけ・・・。そういう意味ではラノベ的であるとも言えます。当時としては先進的だったのでしょうか。

と思っていたら訳者あとがきで、著者は人物描写は得意だが物語を一から立ち上げるのはそんなに得意ではなかったのでミステリテンプレの力を借りた的なことが書いてありました。著者は遅咲き(デビューが40代)なせいか、自身の長所短所を理解した戦い方をしていたとのこと。また当初はテンプレの力に助けられたものの、次第にテンプレの枠を出ることを許さない出版側とのあれこれがあったとも。この辺の事情は昨今のラノベ界隈と同じですね。社会は厳しい。

そんなこんなで結構楽しめました。訳者あとがきに書かれていた著者の境遇についても今このタイミングで読んだからこそ思うこともありました。というか実は訳者あとがきが一番面白かったのですが。私はもともとあとかぎで著者が語る裏話的なやつが好きなのですが、訳者あとがきにも特有の面白さがあります。翻訳のために膨大な時間を作品と向き合った人間のお気持ちの表明、面白くないわけがないのです。


帰宅後はリゼロ視聴。ようやく主人公が攻勢に転じるといった回でした。それはいいのですが、所属の代表者の承認をもらわずに所属の名前を使った行動をしていて、これまた後で揉めるやつじゃんとか余計な心配をしてしまいました(労のトラウマがちらついて素直に物語を楽しめない症候群)。

以上です。