機動戦士ガンダムSEED FREEDOMを視聴しました

めちゃくちゃ面白かった。

今、ガンダムに興味があるという人が現れたら、この作品をおすすめする気がする。

私はSEEDシリーズに対して特別思い入れがあるわけではないのですが、それでもめちゃくちゃ楽しいと感じました。

なぜ本作をおすすめするのかというと「物語の構造がシンプルで一本筋が通っている」「インパクトのある要素が多い」の2点が挙げられます。

この2つの要素によって、負荷なく物語に入り込むことができ、また最後まで飽きずに楽しむことができたと思います。

前者に関して、この作品は主人公であるキラの物語です。

本作はシリーズものの最新作ですが、基本的にキラを中心に物語が描かれるので特に前提知識がなくてもわかりやすい。なんなら敵対組織はすでにみんな滅んでますからね……。

そして、きちんとキラ自身の物語になっていたのがいい。キラはTVシリーズ後半でフリーダム（ガンダム）を入手して以降、それっぽい言葉を発してはパワーで敵を殲滅するだけの役割を演じることが多かったのですが、本作でようやく人間味のあるキラに戻ることができたんだなと感じました。

キラがフリーダムの呪いから解放されて真のFREEDOMを得る物語と考えると、これほどふさわしいタイトル名はないですね。

後者に関して、すでに度々ネットでも話題になっているようにとにかくインパクトのある要素が多かった。

印象に残るセリフに、「そうはならんやろ」というような展開が連続していて、無限に笑ってしまいました。

ともすると無茶苦茶な作品になってしまいそうなんですが、根本の部分が先に触れたようにブレてないので視聴後に「なんだこれ」とはならないんですよね。まあ部分部分では「なんだこれ」というのは無数にあるんですが……。

あと登場人物が意外な乗り換えをしていたり、意外な装備を使ったりと、シリーズファン向けの「こういうのあったらいいな」という要素がたくさんあったのもよかったポイントですね。特に終盤の戦闘はアツい。

というわけで、見やすい作品だし、見たら見たで話題作りにもなるので、入門用としてかなりいいのではという感想でした。

ところで、あまりにもよかったのでHGイモータルジャスティスくんを買ってしまいました。シンちゃん好きなので……。

以上です。