読んだあと、余韻に浸るほどのよさ

木曜日です。


起床し、労。

初手PC再起動労(理想労)。

その後はほぼ一日中、ペアプ労でした。


ペアプ労。それはつまりずっと縦だったことを意味します。

一切の横をすることなく定時まで労を完遂する。

あまりにも偉業・・・!

苦労の甲斐あって、アプリ開発の秘儀を無事伝授することができました。よいことです。

ちなみに「ほぼ」と書きましたが、ペアプ労以外は目標作文労でした。だがな、いかんぞ作文は。

そういえばリモートRust会もやりました。


労後は声優ラジオのウラオモテ3巻。

一気に最後まで読み切りました。

よかった。

あまりにも、よかった。


本シリーズ。1、2巻では声優ラジオをテーマにしつつも物語の根幹に声優要素はあまり関わってきませんでした。

確かに2巻までも最高に面白かった。

しかし、テーマが声優ラジオである以上、作者が最も描きたいのはそこであるはず。

そこに切り込んだ内容になればさらに面白くなるのではないか。

そう思っていました。


そして3巻。

この巻ではテーマに正面から向き合い、主人公の声優としての成長が描かれていたのです。

3巻で主人公は壁を突き抜けて、声優として大きく成長します。

そして、それは作品そのものにも当てはまるように思いました。

作者自身が声優ではないせいか、2巻まではどこか声優を描くことに対して遠慮が感じられました。

しかし、3巻は違った。私が描きたかったのはこれだ、という作者の気持ちが激しく伝わってきました。

主人公どころか作品自体が完全に壁を突き抜けていました。

作中で壁にぶち当たった主人公の心情はまさに作者のそれだったのでは、とさえ思いました。実際のところはわかりませんが。

終盤の主人公とライバルとの対話とかさすがによすぎるでしょ。どういうことなの(何が)。


そういうわけで。

あまりにもよかったので、読後何もできないまま無限にぼーっとしていました。

スーパー百合タイムのリアタイはしませんでした。


いまはただ、この余韻に浸っていたい。

以上です。