社会から、一時どこかに退避する

土曜日です。


起床し、ピアノ、実践Rust本、バレエ・リュス本をやりました。


バレエ・リュス本で紹介されていたヴィクトル・ヴァスネツォフ氏の作品「空飛ぶじゅうたん」。

この作品では「人生の全てを魔法のように好転させる」モチーフとして空飛ぶじゅうたんが登場していました。

社会はやりたくないが、かといって自 はつらい。そういったときに、一時どこかに退避したいというのは人類共通の願い。

それがこの作品では空中だった、というわけ。

現代社会では空中も安全ではないので、時間停止などの代替技術が求められているのです(過去日記参照)。


虹アニメを見ました。つらい社会と向き合うために仮面を被る、という話でした。

仮面は逃げではない。やっていくための処方箋。

そう、仮面は「空飛ぶじゅうたん」なのだ。

そういえば、FEHでも似たような話がありましたね。


22/7計算中を見ました。

読みたいと思わせる「あらすじ」を考える回。

ネガティブであることに定評のある滝川さんが「死なずに生きない」というタイトルで、すばらしい「あらすじ」を披露していました。

自 はつらいが、かといって生きたくはない。死なずに、生きないですむ状態になりたい。

そう、それは「空飛ぶじゅうたん」なのだ。


見よ。

今、人類がいたるところで「空飛ぶじゅうたん」を求めている。

社会は、もう人類の手には負えなくなってしまった。

我々は退避しなければならない。

この社会という魔物から。


以上です。