設定を変えるとすべてうまくいく

木曜日です。


昨晩、寝る前に週刊リステップという、リステップの解説動画コンテンツを視聴しました。

これが、たいへんよかった。

リステップに限らず音ゲーの基本ともいえるべき情報が丁寧に説明された、極めて良質なコンテンツでした。


音ゲー

その本質は、人間の物体認識コストをいかに減らすか、という点にありました。

ノーツを濃い色に変える、背景を暗くするなど、音ゲーにおいて唯一注目すべきオブジェクトであるノーツに人間の認識を集中させるための設定を行うこと。

特に、ノーツの移動速度を上げることで物体認識のコストが下がるという点は目から鱗でした。

私のような素人はノーツの移動速度は遅い方が簡単と思いがち。しかし、これは大きな間違いでした。

ノーツの移動速度が遅いということは、それぞれのノーツが画面上に残っている時間も長くなるということ。つまり常に画面にたくさんのノーツが表示された状態になります。これが人間の認識に極めて悪い影響を与えている。

ノーツの速度を上げることで、瞬間瞬間で対応すべきノーツだけが画面に表示されるので認識コストがかからなくなるのです。

特に私のように画面に情報が多いと頭がおかしくなるタイプの人間(ブラウザのタブが多くなると発狂するタイプの人間)はこの認識コストの差は馬鹿にできない。

このような理由を丁寧に説明し、音ゲーにおける設定のカスタマイズの大切さが説明された動画だったのです。週刊リステップは。


すばらしい!!!!!


音ゲーの解説コンテンツでは、よく「設定をカスタマイズして自分にあった設定にしよう」という話がなされます。

しかしこの表現は正確ではない。

正確には「音ゲーのデフォルト設定はマジョリティである、雰囲気で楽しめればいい層がふわっと楽しめる設定になっているから、きちんと楽しみたい人は設定を適切なものに変えてね」ということだったのだ。

ならいっそ、ふわっと層向けデフォルトとしっかり層向けデフォルトを両方用意してほしい感はありますが。

音ゲーに限った話ではないですが「適当にがちゃがちゃやると気持ちいいが上達しないゲーム」は簡単とされ、「きちんと課題をクリアしていけば上達して上手くなれるが、課題を放置して進むことができないゲーム」は難しいとされがち。

ファイアーエムブレムやSEKIROなどは後者であるがゆえに難しいとされるゲームです。

これは本来、難易度の問題ではなくどういう態度でゲームに臨むかという問題ではないでしょうか。もちろんふわっと楽しむのもアリ。実際、私もそういった態度でゲームをしたい気分の時もあります。

問題は、「それ難易度の話じゃないよね?初心者=ふわっと楽しみたい層じゃないよね?」ということなのです。


(今日の日記ここから)


労をやりました。

労後は「私はサキュバスじゃありません」を読み進めました。


他、前述の音ゲーの知見をもとにリステップとナナオンの設定をカスタマイズしたことで、これまでとは段違いに成績が出るようになりました。

リステップだけでなく別の音ゲーであるナナオンの成績さえもアップしたのです。

すごい。

これまでの音ゲーに対する努力をはるかに上回る結果が、一夜でもたらされた。

設定を変更した。たったそれだけで何もかもがうまくいくようになったのです。


設定はいい!

人生には物事がうまくいくような設定があり、それを見つけたものがすべてを得ることができる。

努力など適切な設定がもたらす恩恵の前では塵芥のようなもの。

むしろ「適切な設定」というマスターを得たことで、「努力」は充分にその力を発揮できるようになるとさえいえるでしょう。


この気づきは私に大きな衝撃を与えました。

「週刊リステップ。それは私の人生の在りようをも大きく変えたコンテンツだった。」のちに、彼は遠き日々を懐かしむようにそう語ったという(偉人伝風)。

あまりにも衝撃的だったのでツイッターアカウントの表示名を「努力したらHappy Come!」から「設定変えたらHappy Come!」に変更してしまいました。


これからも最高の設定を探し求めていこうな。

以上です。