スーパーロボット大戦30

スーパーロボット大戦の30周年を記念した作品です。

今作は非常に自由度が高い作りになっています。必須のシナリオだけ追いかけて手早く終わらせることもできれば、ひたすら寄り道することも可能。好きな作品のシナリオをずっと追いかけることもできます。

忙しい人、好きな作品だけ追いかけたい人、じっくり遊びたい人。どんな人でも楽しめると思います。

そして、作り込みもすごい。今作はシステム上、特定のシナリオにおいて自軍に誰がいるかはプレイヤー次第なのですが、それぞれに対応して会話が発生するようになっています。DLCで特別なキャラを仲間にしている場合は、彼らも物語に参加してきます。

それ以外の部分でも、スーパーロボット大戦は毎回UIやシステムなど地味に改善が続けられているのですが、それは今回も同じ。シリーズ中最も遊びやすい作品と言えます。

同じSRPGというジャンルではファイアーエムブレムの最新作である風花雪月が高く評価されています。スーパーロボット大戦においてはこの30がそれにあたる作品になると思います。新規勢、復帰勢にもおすすめ。

実際、ツイッターなどを見ていると復帰勢が結構いそうでした（新規勢はそれほど見かけなかった）。

ファイナルファンタジー ピクセルリマスター

今年は1から5まで発売されました。

いずれもオリジナル版のよさを活かしつつ、より遊びやすい形にまとまっていると思います。

UIが共通なので、5作品のうちどれかを遊べば他の作品も自然に入っていけます。

個人的には2と5がよかった。2は人を選ぶゲームなので万人受けはしないと思いますが、5は自信を持っておすすめできます。

FFは1度採用したシステムを続編で採用することがほとんどありません。しかし5は3で登場したジョブチェンジシステムを再登場させ、よりよい形に仕上げた名作です。

ピクセルリマスター版の5はまだ少しバグが残っている（大部分は先日のアップデートで修正済み）のですが、それを加味してもなお5が5作品で一番おすすめ。